できるより先に、見ているもの
- saori hayakawa

- 1月9日
- 読了時間: 2分
子どもが何かに取り組んでいるとき 私たちはつい「できたかどうか」を見てしまいます
できた
できなかった
前より上手になった
まだ同じところで止まっている
でも 少し立ち止まって見てみると
子どもは、できる・できないの前に もっとたくさんのことを抱えています
不安そうな目
様子をうかがう仕草
失敗しないか確かめるような間
「やってみようかな」そう思うまでに どれだけの勇気が必要だったのか
その小さな決心は 結果には残らないけれど、確かにそこにあったものです
[できなかった]という結果だけを見てしまうと、
その手前にあった迷い ためらい 挑戦する気持ちは 簡単に見えなくなってしまいます
でも 私が大切にしたいのは、
その子が何を見て、何を感じて、どんな気持ちでそこに立っていたのか
うまくできなかった日も、途中でやめてしまった日も
その子は、ちゃんと向き合っていました
目をそらさずに
逃げずに
自分なりの精一杯で
「できたね」と言えない日は
「ここまで来たね」
「ちゃんと見てたよ」
そんな言葉を、心の中でそっと置きたい
結果より先に その過程を見ている大人がいること
それは、次に進むための安心になります
子どもは、できるようになったから動き出すのではなく
見てもらえていると感じたとき、もう一歩踏み出せるのかもしれません
だから、この場所ではできるより先に 見ているものがあります
そのことを、何度でも大切にしたいと思っています


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