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「できた」より、安心した顔

子どもが何かをやり遂げたとき

私たちは思わず「できたね」と声をかけます


それは、とても自然であたたかい言葉です。

でも、あるとき気づきました「できた」と言える場面よりもっと心に残っている瞬間があることに


それは、肩の力が抜けたときの顔

不安がほどけたときの、ほっとした表情


うまくできたわけじゃない

最後までできたわけでもない

それでも、「大丈夫だった」と感じた瞬間の顔です


子どもにとって、できるようになることは もちろん大切

でもその前に、安心して挑戦できるかどうかが とても大きいように思います。


失敗しても、怒られない

間違えても、否定されない


そう思える場所でこそ 子どもは一歩を踏み出せます


「できたね」と言われる前に「ここにいていいよ」と伝わること


それが、安心した顔につながっていくのだと思います


急がされず・比べられず・見守られていると感じたとき、

子どもの表情は 驚くほどやわらぎます


その顔を見たとき、ああ 今日はこれでよかった そう思えることがあります


成果が見えない日でも、進んだ感じがしない日でも、安心した顔がひとつあれば

その日は ちゃんと意味のある一日


だから、この場所では「できた」より 安心した顔を大切にしています


それは、ゆっくり育っていく力を信じるという選択でもあります。

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