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「できた」より、安心した顔
子どもが何かをやり遂げたとき 私たちは思わず「できたね」と声をかけます それは、とても自然であたたかい言葉です。 でも、あるとき気づきました「できた」と言える場面よりもっと心に残っている瞬間があることに それは、肩の力が抜けたときの顔 不安がほどけたときの、ほっとした表情 うまくできたわけじゃない 最後までできたわけでもない それでも、「大丈夫だった」と感じた瞬間の顔です 子どもにとって、できるようになることは もちろん大切 でもその前に、安心して挑戦できるかどうかが とても大きいように思います。 失敗しても、怒られない 間違えても、否定されない そう思える場所でこそ 子どもは一歩を踏み出せます 「できたね」と言われる前に「ここにいていいよ」と伝わること それが、安心した顔につながっていくのだと思います 急がされず・比べられず・見守られていると感じたとき、 子どもの表情は 驚くほどやわらぎます その顔を見たとき、ああ 今日はこれでよかった そう思えることがあります 成果が見えない日でも、進んだ感じがしない日でも、安心した顔がひとつあれば その日は

saori hayakawa
1月9日読了時間: 2分


このままでいいのかな、と思った夜に
家の中が静かになって 子どもが眠りについたあと ようやく一息つける時間なのに、ふと、不安が顔を出すことがあります 今日の関わり方で、よかったのかな? あの声のかけ方、きつくなかったかな? もっと違う言い方があったんじゃないかな? 昼間は考えないようにしていたことが、夜になると、次々と思い浮かびます 「このままでいいのかな」 はっきりした答えはないのに、その問いだけが 静かな部屋に残ります ちゃんと向き合っているつもりなのに、手応えが感じられない日 頑張っているはずなのに、自信が持てなくなる夜 誰かに聞いてもらいたいけれど、うまく言葉にできない 「大丈夫だよ」と言われても、本当にそうなのかわからない でも、そんなふうに立ち止まる夜があるのは、 きっと、どうでもよく思っていないから 子どものことを、ちゃんと大切にしたいと思っているから 迷うのは、真剣だから 悩むのは、向き合っている証拠 何も決められなくてもいい夜があります 答えが出なくてもいい時間があります 今日一日を なんとか終えた自分を そっとねぎらうだけでいい夜もあります 明日になった

saori hayakawa
1月9日読了時間: 2分


できるより先に、見ているもの
子どもが何かに取り組んでいるとき 私たちはつい「できたかどうか」を見てしまいます できた できなかった 前より上手になった まだ同じところで止まっている でも 少し立ち止まって見てみると 子どもは、できる・できないの前に もっとたくさんのことを抱えています 不安そうな目 様子をうかがう仕草 失敗しないか確かめるような間 「やってみようかな」そう思うまでに どれだけの勇気が必要だったのか その小さな決心は 結果には残らないけれど、確かにそこにあったものです [できなかった]という結果だけを見てしまうと、 その手前にあった迷い ためらい 挑戦する気持ちは 簡単に見えなくなってしまいます でも 私が大切にしたいのは、 その子が何を見て、何を感じて、どんな気持ちでそこに立っていたのか うまくできなかった日も、途中でやめてしまった日も その子は、ちゃんと向き合っていました 目をそらさずに 逃げずに 自分なりの精一杯で 「できたね」と言えない日は 「ここまで来たね」 「ちゃんと見てたよ」 そんな言葉を、心の中でそっと置きたい 結果より先に その過程を見ている

saori hayakawa
1月9日読了時間: 2分


正しくあろうとしすぎていた
子育てをしていると「正しくしなきゃ」と思う場面が想像以上に多くあります 間違ったことをさせないように 遠回りしないように 将来困らないように みんなと同じようにできるように 気づけばその「正しさ」を守ることに 必死になっている自分がいました でも、あるときふと思ったのです この関わりは子どものためだったのか? それとも、不安な自分を落ち着かせるためだったのか? 正しくあろうとするほど 声は少し強くなり 説明は長くなり 待つ時間は短くなっていきます 「違うよ」「さっきも言ったでしょ」「ちゃんとやろう」 そんな言葉の奥にあったのは 子どもを思う気持ちと うまく育てなきゃ という焦りでした 見守る、というのは何もしないことではありません 手を出したくなる気持ちを ぐっとこらえること 正解を教えたい気持ちを 一度胸にしまうこと そして、失敗しそうな背中を不安を抱えたまま見つめること 正直に言えば、見守る方がずっと難しい でも正しさから一歩離れたとき 子どもの表情が ふっとやわらぐ瞬間がありました うまくできなくても、怒られない 急かされない そばにいて

saori hayakawa
1月9日読了時間: 2分


ここでは、急がなくていい
子育てをしていると、気づかないうちに、ずっと何かに追われているような気持ちになることがあります。 早くできるようになってほしい みんなと同じくらいには、と思ってしまう この関わり方で合っているのかな、と夜になって急に不安になる パパもママも、決して手を抜いているわけじゃない むしろ、一生懸命だからこそ、心が休まらなくなってしまうのだと思います。 だから私は、この場所では「急がなくていい」と伝えたいのです できるようになることより先に、今 安心していられるか。 前に進んでいるかどうかより、この子の表情は少しでもやわらいでいるか。 子どもは、目に見える成長だけで育っているわけではありません 立ち止まっているように見える時間にも、心の中では ちゃんと育っているものがあります それなのに、周りの声や情報が多いほど 「うちだけ遅れているのかな」 「もっと頑張らせた方がいいのかな」そんな気持ちが膨らんでしまいます でもその焦りは 子どもを想う気持ちの裏返し 悪いものではないけれど、ずっと抱え続けるには 少し重たい ここでは 比べなくていい 答えを急がなくてい

saori hayakawa
1月9日読了時間: 2分


小さな想いを、ことばに。
このブログは、日々の中でふと見つけた「気づき」や「ひらめき」をそっと置いておく場所です。 急がず、比べず、自分のペースを大切にしながら。 子どもと向き合う中で、「これでいいのかな」と立ち止まったとき、ふっと心がゆるむような、そんな言葉を残していけたらと思っています。 そんな想いで、今日からゆっくり始めます。

saori hayakawa
1月3日読了時間: 1分
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